厳しかった猛暑も過ぎて、朝夕はすっかり秋めいてきましたね。
雨上がりの今朝、
一輪だけ、赤い彼岸花が庭に咲いていました。
どこかの田舎の里山の中で、並んで咲いていた風景を
思い出しました。
こうして一輪だけ咲いていると、夏の終わりを知らせる花火のように見えてきます。
ちょっと離れたところには、
白い彼岸花。
赤い彼岸花とは、またちょっと違う佇まい。
この時期、楽しみなのが「紫式部」
本当に綺麗な実をつけます。
雨に洗われて今朝は一層綺麗な紫色でした。
その名前から、源氏物語で有名な紫式部を思い出しますが、
名前の由来は諸説あるようです。
紫式部を例えた。
紫の実をびっしりつけることから、紫重美、紫敷き実、が訛って、
とも言われています。
今月23日は、秋分の日。
心地よい秋の空気をしばらく楽しみたいと思います。
博多風美庵