ここ二、三日、全国的に初夏日和となりましたね。
木々や、花も少し早めに育っているようです。
例年より少し早めに満開となっていた、武蔵寺の藤。
本当に見事で、優雅な美しい紫色です。
武蔵寺は、二日市温泉のすぐ近く、筑紫野市にあり、
飛鳥時代、もしくは奈良時代の建立とされ、九州最古の寺と言われています。
椿の一本彫の薬師如来をご本尊とし、心身の病を直してくださる仏様として、
地元の人々に慕われています。
お寺の門をくぐると、右手には、心字池。
左手には、大きな楠の木。
四月二十九日の藤祭りには、ちょっと早いですが、たくさんの人が藤棚を見に来ていました。
樹齢1300年と言われる武蔵寺の藤。
満開の藤は、本当に綺麗で、
藤棚の下に行くと、ほのかな優しい香りに包まれます。
新緑の紅葉の下をくぐり、
お寺の横道を少し歩くと、菅原道眞が身を清めたと言われる滝壺のある天満宮があります。
そこから、左手の山道を少し登って行くと、
菅原道眞が無実を訴え登頂し、天を拝したとの名前の由来の、天拝山登山口があります。
天拝山登山の後、
武蔵寺の藤の樹齢と同じ、開湯1300年と言われる二日市温泉に
寄って行く方も多いようです。
新緑の気持ちのいい季節、
武蔵寺近辺の散策オススメです。
博多風美庵